次の日。


今日…二人の友情の結末がみれる。





「セレナちゃん…」


「私も行きたいな。」


出発前、裕也さんはとても不安そうだ。

今日は私も行く。






「…フゥーよし!」


ホストクラブに着いた。
裕也さんは凄く緊張している。



ガチャ。


中に入ると、ホストの人達が座っていた。

その中心には…


「修…。」


修さんがスーツを着たまま座っていた。


「裕也…。」


向こうも気付いた様だ。

一気に空気が固まった。



「修…悪かった!」


限界まで裕也さんが頭を下げた。


そんな裕也さんに修さんが近づいてきた。


お願い!
今日裕也さんは全てを捨てるつもりでここに来た。


応えてあげて…。


「裕也…」


修さんが静かに言った。
その言葉で裕也さんが少し頭を上げた。