「セレナ、風呂行くぞ。」 午後5時になって亮が私に言った。 ここの旅館は混浴の露天風呂がある。 私達はそこで会うことにした。 「セレナ、タオル巻いてこいよ!」 いつも冷静な亮もそこだけは許せなかったらしい。 「分かったって。」 最近、分かったことだけど亮は案外嫉妬深い。 服を脱いで、タオルを巻いて露天風呂に向かった。 ガラガラッ