その次の日。 「じゃあ、一週間後ね!」 私は亮に朝から聞きまくってやっと約束をした。 もちろん、旅行の。 「はぁー落ち着けよ。」 「無理!楽しみ♪」 私達はいつもと変わらず話していた。 こんなこと…起きてほしくなかった。 「若頭!大変です!」 中津さんが勢いよく扉を開けて飛び込んできた。 いつも冷静な中津さんなのに…。 この時、私の頭を嫌な予感が遮った。 もしかして…