でも、心のどこかでもどかしい気持ちがある。 触れそうで触れない直の唇。 「なあ、お前俺の事好きなんだろ?そんな、潤んだ目で見てきて。」 不思議と触れない直の唇。 「す・・・す「好きなんていうなよ?」」 「っへ?」 な、なによ・・・。 言ってほしいんじゃないの? すっと、私から顔を離した。 「い、意味分かんない!・・・なによ。」 「簡単に、折れられても面白くないだろ?」 ふふっと鼻で笑った。