美織ちゃん、顔色が悪い。
こんなになってまでこれを私に…。
「わかった。美織ちゃんが元気になるまで、私が預かっておく。だから早く元気になって」
「うん、ありがとう。美織、元気になるから」
トントンとドアをノックする音が聞こえて振り向くと伊織が立っていた。
「加奈さん、コーヒーどうぞ」
伊織がコーヒーをもって部屋に入ってくる。
「美織、意外と元気でしょ?」
「ええ。思ってより元気でほっとしました」
伊織がコーヒーをテーブルに置いたそのとき、袖の下に青く光る何かが見えた。
「・・・?」
「加奈さん、髪切ったんですね。とても似合いますよ」
そう言って伊織はニッコリと微笑み、部屋を出て行く。
ドキン、ドキン、ドキン。
鼓動が速くなる。
「加奈先輩?顔色悪いよ。大丈夫?」
「う・・ん、美織ちゃん、ごめんね。用を思い出したの。また来るわ」
バン!
加奈は伊織に挨拶もせず家の玄関を飛び出した。
辺りはすっかり暗くなっていた。
庭には白やピンクのコスモスが散りばめられている。
間違いない。
あれは、間違いなく伊織の腕にあった。
青のアザ。
形は半月だが、美織よりももっと大きなアザ。
ボッ!!
「!?」
気づくと火の手が上がっていた。
庭のコスモスが一斉に燃え上がり、加奈の行く手を阻む。
「きゃっ!!」
「加奈さん、逃げると髪だけじゃすまなくなりますよ」
振り向くと、青白い顔の伊織が玄関のドアの前に立っていた。
「いや・・・嫌だ!来ないで!!」
加奈は激しい悲鳴を上げた。
嫌だ。助けて!
こんなになってまでこれを私に…。
「わかった。美織ちゃんが元気になるまで、私が預かっておく。だから早く元気になって」
「うん、ありがとう。美織、元気になるから」
トントンとドアをノックする音が聞こえて振り向くと伊織が立っていた。
「加奈さん、コーヒーどうぞ」
伊織がコーヒーをもって部屋に入ってくる。
「美織、意外と元気でしょ?」
「ええ。思ってより元気でほっとしました」
伊織がコーヒーをテーブルに置いたそのとき、袖の下に青く光る何かが見えた。
「・・・?」
「加奈さん、髪切ったんですね。とても似合いますよ」
そう言って伊織はニッコリと微笑み、部屋を出て行く。
ドキン、ドキン、ドキン。
鼓動が速くなる。
「加奈先輩?顔色悪いよ。大丈夫?」
「う・・ん、美織ちゃん、ごめんね。用を思い出したの。また来るわ」
バン!
加奈は伊織に挨拶もせず家の玄関を飛び出した。
辺りはすっかり暗くなっていた。
庭には白やピンクのコスモスが散りばめられている。
間違いない。
あれは、間違いなく伊織の腕にあった。
青のアザ。
形は半月だが、美織よりももっと大きなアザ。
ボッ!!
「!?」
気づくと火の手が上がっていた。
庭のコスモスが一斉に燃え上がり、加奈の行く手を阻む。
「きゃっ!!」
「加奈さん、逃げると髪だけじゃすまなくなりますよ」
振り向くと、青白い顔の伊織が玄関のドアの前に立っていた。
「いや・・・嫌だ!来ないで!!」
加奈は激しい悲鳴を上げた。
嫌だ。助けて!


