「美織の双子の兄の伊織です。美織と同じ高校の方ですか?お世話かけました。美織は連れて帰りますので」
「加奈先輩!またね!」
美織は兄に腕を引っ張られながらも笑顔で振り返って大きく手を振る。
「美織ちゃん、不思議な子・・・」
加奈はなんだか美織を好きになれるような気がした。
美織と別れた加奈は、いつもの橋の上に差し掛かった。
『・・ナ・・ン・・』
・・・?
何?耳からじゃない、頭の奥で声が聞こえる。
『カナン・・・』
ビクッ!
見渡しても何もいない。
一体どこから聞こえるの?
加奈は耳を澄まして周囲を見回した。
『カナン、汝の魂が欲しい・・・』
『魂の封印を解くのだ』
これは・・・カインの一族!?
ザバァーン!!!
何かに押された気がした。
気がつくと、加奈は昨日までの雨で増水した川の中へ飛び込んでいた。
苦しい・・・。
息ができないよ。
助けて・・・瑞樹!!
「加奈先輩!またね!」
美織は兄に腕を引っ張られながらも笑顔で振り返って大きく手を振る。
「美織ちゃん、不思議な子・・・」
加奈はなんだか美織を好きになれるような気がした。
美織と別れた加奈は、いつもの橋の上に差し掛かった。
『・・ナ・・ン・・』
・・・?
何?耳からじゃない、頭の奥で声が聞こえる。
『カナン・・・』
ビクッ!
見渡しても何もいない。
一体どこから聞こえるの?
加奈は耳を澄まして周囲を見回した。
『カナン、汝の魂が欲しい・・・』
『魂の封印を解くのだ』
これは・・・カインの一族!?
ザバァーン!!!
何かに押された気がした。
気がつくと、加奈は昨日までの雨で増水した川の中へ飛び込んでいた。
苦しい・・・。
息ができないよ。
助けて・・・瑞樹!!


