月夜の天使

「ミズキ・・・?」

展覧会の出品者の名前の中にミズキの名があった。

「この手紙送ったのってミズキなのかな?」

「わからない。どちらにしろ、カナンがここに引越したことも知っている人間。君のことをかなり近くから見ている人間・・・ということだな」

カナンを近くから見ている人間・・・。

どちらにしても、やっと見つけたミズキの手がかり。

「トオヤ、カナンここに行く!もしかしたら、ミズキに会えるかもしれない。トオヤ一緒に行ってくれる?」

「ああ、俺も行くよ。奴らの誘いかもしれないからな。注意しろよ、カナン」

「うん!」

ミズキ、やっとあなたの手がかりをつかんだ。

危険だとしても、カナンはやっぱりあなたに会いたい!

ミズキ、あなたは今、どうしてますか・・・?