次の日。 ベッドから重たい腰をあげる 「おはよ…」 「あら、まこと。珍しく早起きね」 昨夜はあんまり眠れなかったし… 冷蔵庫から飲みかけのミネラルウォーターを取り出して全て飲み干す。 パタン! 「ちょっと! 冷蔵庫開けっ放しにしないの!」 横から伸びて来た手によって閉められた。 「ふぁいふぁい…」 大きなアクビをしながら返事をしたら、お母さんは小さくため息をこぼした。