―――――――――― ―――――――― ―――――― 「――乃愛」 「ん〜?なぁに?」 洗い物をしていると、後ろからフワッと心地良い体温に包まれる。 彼の名前は長谷川優人(ハセガワユウト)。 ……あたしの旦那様。 「俺も手伝うよ。1人じゃ大変だろ?」 優人さんはあたしから腕を離すと、隣に立った。 「ありがとっ////」 あたしは頬を赤らめながら呟いた。