「（ど、どうしようっ…。私が、思い出させたから…なの？）」
「由茉っ！！何してんだよっ！！急げ！！！」
そう声を荒げる勇矢。
「（！！ そうよ、今はそんなこと考えてる場合じゃないわ！！）う、うん」
勇矢の声にハッとした由茉は保健室を飛び出して行った。
「夢鈴、大きく、ゆっくりと息を吸って。ゆっくりだ」
「（ダ、メっ…出来ないっ。苦しくて出来ないっ）」
勇矢に言われた通りにしようとしても出来ない…どうして？
頭ではわかってるのに、どうして…？
そのまま勇矢の焦った声を聞きながら、私は再び意識を手放した。
…そして、私が次に目覚めたときは、病院のベッドの上だった。
「由茉っ！！何してんだよっ！！急げ！！！」
そう声を荒げる勇矢。
「（！！ そうよ、今はそんなこと考えてる場合じゃないわ！！）う、うん」
勇矢の声にハッとした由茉は保健室を飛び出して行った。
「夢鈴、大きく、ゆっくりと息を吸って。ゆっくりだ」
「（ダ、メっ…出来ないっ。苦しくて出来ないっ）」
勇矢に言われた通りにしようとしても出来ない…どうして？
頭ではわかってるのに、どうして…？
そのまま勇矢の焦った声を聞きながら、私は再び意識を手放した。
…そして、私が次に目覚めたときは、病院のベッドの上だった。
