「ごめんな、透夜。変なこと言ってるのはわかってる。夢鈴とはまだ会って直ぐで、

久しぶりに会ったお前にこんなこと言うのも可笑しいとは思ってる。

でも、もしそうなったら今言ったことを絶対に、守って欲しい」


「……わかった(どういう意味だ?何か夢鈴(あいつ)にあるのか?)」


「何(いず)れわかることにはなるとは思うけど、

それまでは何も聞かないで。願い…」


「…あぁ、わかった」


「でもまぁ、お前があいつを好きになったらの話だけどな。

そうなったら、絶対に言えよな。協力するからさ。

取り合えずは、友達としてもあいつを頼むな」


「…あぁ」


こうして話し終えた後、3人はこの場を離れたのだった。



こんなことから、少しずつ4人の運命的なものが変わり、動き始めて行くのだった。