次の日の放課後…ーーー。


「夢鈴~、帰ろ~」


「うん…(あの後、透夜どうしたのかな?今、何してるのかな?

きつく言い過ぎたこと、透夜気にしてないかな…?)」


!! ヤダ…私ったらまた透夜のことばかり考えちゃって…。


そんなことを思いながら私たち3人は正門の方へと向かった。


だけど、正門には何故か人集(だか)りが出来ていた。


「何だろう?」


「さぁ?(何か…イヤな予感…)」


「女ばっかってことは、男じゃねーの?」


「カモね(まさか…ーっ!?)」


「夢鈴、行ってみない?」