Eternal Love -永遠の想いを君に-

「すいません、ちょっといろいろあって」


「そう、まあいいわ。…あら、その子は?」


とようやく私の存在に気付いた。


「あぁ、俺の友達の藤林 夢鈴さん。

さっきたまたま会ったんだけど、友達と逸れたみたいで。

夢鈴、こちらはここの社長なんだ」


「あっ、えっと、初めまして。

藤林 夢鈴です。突然お邪魔してしまって申し訳ありません」


「そんなに畏(かしこ)まらないで。よろしくね、夢鈴ちゃん」


「はい」



「(この娘(こ)…ちょっと良いわね。使えそうじゃない)

ねぇ夢鈴ちゃん、少し時間ある?」


「えっ、でも友達が…」