それから半年くらい経ったある日、私は由茉と2人でショッピングに来ていた。


でも今日は何故かいつもより凄い混雑していた。


そして、その理由を知ることになるのはもう少し先のことだった…ー―ー。


人が多すぎて、私は途中で由茉と逸(はぐ)れてしまった。


由茉を探し、1人で歩いていると知らない男の人たちに声を掛けられた。


「あの…、何かご用ですか?」


「暇ならさ、俺たちと遊びに行かない?」


「君みたいな可愛い子、丁度探してたんだ」


「えっ…、あの…」


「なっ、遊ぼうぜ」


「でもあの、私…友達と来てて…」


「そんなヤツ。いねぇーじゃん」