「しつこいかも知れないけど、本当に夢鈴が好きなんだ。だから、俺は待つよ。

お前の口から返事を聞く日まで諦めない」


「(!!)…ぅん」


そう私は小さく返事をした。


これしか、言葉が見付からなかったから…。


好きになってくれて、ありがとう。


好きだって言ってくれて、ありがとう。


ごめんね、この想い…言えなくて…。


本当は、誰よりも透夜のこと、大好きだよ。


返事は出来ないけど、本当に大好きだよ。


こんな私に言ってくれてありがとう…。


ごめんね…、透夜…。


ごめんなさい…――――。