Eternal Love -永遠の想いを君に-

大声を出して立ち上がった由茉に一斉に視線が集まった。


もぉ…ちょっとパニックになりすぎじゃない…?


まぁ、驚くとは思ってたけど…驚きすぎでしょ?


そう思ったけど、私はそれを口にはしなかった。


「ちょっと、落ち着いてよ、由茉」


「ごめん…騒ぎ過ぎたわ。でも。落ち着けるわけないでしょ?

一体どうしたのよ?どういうことなの?」


「どういうことって言われても…そのままの意味なんだけど…」


「何で!?今まで全部断って来たのに?透夜はっ!?

好きだって言ってたじゃない!!」


そう大声をまた出す由茉に再び視線が集まる。


「ちょっと、声が大きいよ」


「…ごめん…」