私がまた恋、するなんて…。


2度としないって思ってた。


2度と出来ないって思ってた…。


死ぬ前に、恋が出来てよかった…。


だから、こんな気持ちをくれた透夜に感謝しなくちゃ。


そして、そんな透夜と出会わせてくれた神様にも感謝になくちゃ。


気持ちを自覚してしまうと、もう透夜の何もかもにトキメいている私がいる。


声も、仕草も、横顔も、運動している姿も、全てにキュンとしている私。


かっこよくて、ドッキっとしちゃって、毎回見惚れている。


本当、どうしよう…。


こんなにも好きになるなんて思ってもいなかった…。


あの男のことは、含まない。


含みたくないもの。