「せめて、もうちょっと拝ませて~」 「何言ってんだよ。 置いてくぞ、凪」 「え~、待ってよ!」 ショーパンを穿いて、パーカーを羽織り、ビーサンや財布、ビニールのシャチなどを入れたバッグを掴むと俺は部屋を出た。 後ろから「目の保養が~」なんて声が聞こえてきたけど俺は何も聞いてないふりをして、その場から急いで脱出した。