「かっこいいし、成績優秀スポーツ万能!おまけにお金持ち。しかも私たちにまで優しくしてくださる!……完璧すぎて言葉も出ないわ」
「……そ、そうだね」
完全に彼女の目はハートマーク状態。
和泉君ってモテるんだなぁ。
「やめてくれよ。山本さん、別に僕はそんな風に言われるような人間じゃないよ」
横にいた、和泉君が少し照れくさそうに笑う。
すると、少し目にかかりそうな前髪がふわりと揺れ、綺麗な切れ長の瞳がはっきりと見えた。
……うわぁ。
やっぱりモテるだけある。
あんまり意識して見てなかったから、今はっきりと見えた。
和泉君ってすっごく顔整ってるんだ。

