♥LOVE-AID♥~完璧BoYと内気GirL~




「つーか、お前誰だよっ!!」

「こらっ海斗!お客さんにお前なんて言わないで」


お母さんの忠告なんかまるで無視をして、
一条君につっかかる海斗。

だけど、一条君はいつもの軽~いノリでニカっ笑った。


「んー?俺は一条壱。壱って呼んでな♪」

「呼ぶかよっ!!お前、さっさと此処から出てけ」

「もーやめてよ、海斗!!失礼でしょ」


攻撃的な海斗を全く気にしていないようで、
一条君はお盆にある麦茶をごくんと飲んだ。


「あ、ココアは転入生ちゃんで、コーヒーは弟くんの分だってママさん言ってたよー」

「軽々しく家のお茶を飲むなよっ!!」

「海斗!!!いい加減にして。わざわざ来てくれたのに、そんな言い方しないの」


私が少し睨むと、海斗はふんと鼻を鳴らした。


「……んだよ。せっかく2人きりだったのに……ぶつぶつ」


あまりにも小さく呟くから、


「え?なんて?」


と聞き返すと、海斗は焦ったように、


「な、何でもねぇよ!!!」


とプイっと顔を背けた。