♥LOVE-AID♥~完璧BoYと内気GirL~



「僕のせいで、天宮さんまで濡れちゃったね」

「ううん。大丈夫だよ」

「ごめん」


今にも泣きそうな顔で笑う和泉君。

……そう。


いつだって、どんな時も、和泉君は笑っている。現に今だって。



それがなぜなのか、分からないけれど私はそんな彼が悲しいと思った。



「家来る?」


ここからだとまだ近いし、お母さんもいる。
そう思って提案した。


「お母さんいるから、温かいスープでも作ってもらおっか?」

「!!!」


私がそう言うと、和泉君は目を見開かせた。


「ごめん、いいよ……。僕は、行きつけのホテルがあるから、そこへ行く」

「え!?ホテル!?」


お金持ちだって聞いてたけど……行きつけのホテルなんてあるの!?