♥LOVE-AID♥~完璧BoYと内気GirL~




「むー。転入生ちゃんのケチィー」


でも、何にもお礼しないのは失礼だもんね。
えーっと……あ。そうだ。

今日みたいにクッキー作れば良いんだ。

ちょうど材料も残ってるし。

我ながらナイスアイディア♪



教室に到着すると、鞄を取ってまだ帰りの準備が終っていない一条君に声をかけた。


「じゃあねっ!バイバイ、一条君!!」

「えぇ!?一緒に帰ってくれるんじゃないの?」

「今日は本当にありがとう!」

「転入生ちゃん、つめたああああ」


一条君のブーイングを聞きながら、私は教室を出て行った。

――明日、絶対美味しいクッキー作ってあげるから、ね。
一緒に帰れなくてごめんね。


そう思いながらも、顔はニヤけたまま家へと帰った。