ぴとっ 「へ!?」 頬に何か冷たいもの感じて、私は思わず声をあげてしまった。 「あ、ごめんね。驚かせちゃった?」 この声は…… 「……和泉くん」 ――振り向くと、和泉君は爽やかな笑顔を浮かべて、缶ジュースを手にしていた。 「これ、どうぞ」 「あ、ありがとう」 プシュっと缶のプルタブを開けてくれて、私に渡してくれる。 ……優しい。