「分かってないなら、」 「俺を早く教えてやらねーと」 「ダメだよな?」 ――どうやら、私にはこれから直哉によって直哉のことを教えられるらしい。 まあそれも、いいんじゃない…かな。 《泣き虫彼女には教えて アゲル。》 『直哉、すき。』 『まあ俺のが勝るけどね。』 『え…、』 熱い熱いキスに、心臓は持つだろうか? -END-