「零音〜‥感じ悪いよぉ」 「ちょっと可愛いからって調子乗り過ぎじゃない?」 「え〜そーいうの無理ぃ〜‥」 ヤダ‥どうしよう こんなの言われたの 生まれて初めてだ‥‥。 どうすればいいのか どう答えればいいのか 私には全く分からない。 頭が痛い 心臓がドキドキする。 でもこのドキドキは 楓斗やお兄ちゃんに 触れられるときの ドキドキじゃない。 体から冷や汗が出そうなくらい 焦っていた。