乃愛side




最初咲斗がなんのこと言ってるのかわかんなかった…




そしてさっきの自分は恥ずかしかった…//




でもだって咲斗に我慢ばっかりさせてちゃダメだと思ったから…



正直、私だって怖いよ…




それと咲斗に言わなきゃいけないことがあるんだ…





思い出したくもないことだけど…


私はそうゆうこと初めてじゃない…




このこと咲斗に言うのも怖い…


嫌われたら…?


もし嫌われたら私はどうやって生きていけばいいの?




「乃愛もう大丈夫なの?」



「うん、少し寝れたから楽になったよ」



「そう…ねぇ、咲斗行ったでしょ?」



「うん、来たよ…それがどうかしたの?」



来てくれたよ…


あの夢が怖かった…

けど目を覚ましたら咲斗がいてくれてすごい安心した…



「大丈夫だった?」



「えっ?」



何が…?



「なんかされなかったかって聞いてんの!!」



何もなかったわけじゃないけど…


特に何かされたわけでもじゃない…



まぁ…今度はどうなるかわからないけど…//


「………何もないよ」



「今の間は何?なんかあったの?」



陽菜っていろいろ鋭いからなぁ…


心配してくれてるんだよね?





「な、何も…ないって…//!!」



「何されたの?大丈夫だった?」



「今日は何もされてないから、大丈夫…あと…私ね…咲斗ならって…//」



咲斗なら不安はあるけど大丈夫だと思うんだ



「!?…まぁ、咲斗なら大丈夫かもね…てゆーか、あのことは?咲斗知ってんの?」



まだ言ってない…

言って嫌われたら嫌だなぁ…