「あのっ、少しだけ!!もう少しだけ、コッチに居させてくれないかな?」 「はづき…でも……」 私はチビ波留くんの言葉を遮って、泣きながら 「お願いっ、せめて夢の中だけでもいいから波留くんに想いを伝えたいの。 ちゃんと伝えないと、夢から覚めても波留くんのこと踏ん切りつけられない」 「はづきちゃん…。 分かった。まだ夢から覚めないようにするけど、これが最後だからね」 私は静かに頷いた そのとたんとてつもない光に私は包まれた