今、私にはシンが全てだったんだとわかり、シンがいなければ人間になどなれない。



お通夜、お葬式、なんだかよくわからない式にコウくんと行き、車で火葬場にも行った。

コウくんは「わかんねぇ」と何度か呟いていた。


その度に私は「馬鹿みたい」と呟いた。



シンの骨を見ても、何を見ても、もう何も感じなかった。コウくんは私と違って、ずっと泣きっぱなしだった。