一瞬シンの声がして、顔を上げる。
目の前に立っていたのは不安な顔をして今にも泣き出しそうな赤毛のノッポだった。

「コウくん…」


「大丈夫か!?シンは?」


「あそこ」

冷たい部屋を指指すと、コウくんはゆっくり歩いていく。
入口の手前で警察官に止められ、「ふざけんな!ダチなんだよ!!」と叫んで、警察と一緒に部屋の中に入って行った。