「はい、れっきとした日本人ですが」 「は、はぁ……」 穂高が喋ると一瞬身を引いたが、少しだけ安心した面持ちに変わった。 それでも心底、信用したようには見えない。 やはり「未来」という事を理解するには無理があるようだ。 清と豊子は、苦笑いを浮かべて互いを見合った。