天使の羽根


 それを見たあずみは、少しだけ視線を逸らす。

 そうして、三回目の人工呼吸を施そうとした時だ。

「ゴホッ!」

 女の人が水を吐き出し、大きく胸がふれ始めた。

 そして、荒々しいが呼吸が回復したようだった。

「やった!」