―――――――

――――




…ふう。


昨日のことを思い出すと恥ずかしくて仕方ない。


もう、どうしたらいいの?


あんなやつに動揺させられて…好きなんだから仕方ないのかもしんないけど。




――――ピリリリリリ


「もしもし?美代?」



電話の主は美代だった。



「唯ー今日の夜ひま?アキラとユウタと呑みしようってなったんだけど…もちろん結いもくるよね。」


呑みかあ。久々だなあ。


「うん、いく!待ち合わせはいつものとこでいいよね?」



「そう、7時ね。じゃあ。」



―――――プツッ



「アキラとユウタかあ…。」



アキラとユウタは、一年の時仲良かったヤツで、よく美代と4人でいろんなとこいったなあ。


最近はアキラが大学行くから、勉強ばっかしていいて、そんな場合じゃなかったんだけど…息抜きでもしたくなったのか。



うん。楽しみだな。