コーヒーにはミルクと砂糖が添えられている。気取った僕はブラックで飲もうとしたが、熱かったために自滅する。 舌先を火傷したかもしれないと、歯の裏に擦り付けて安否を確認する。無事らしい。 「では、本題をどうぞ」 先生の威圧感に呑まれないために司会進行を勤めてみた。 自覚はないだろうが、先生からは独特のオーラが漂っている。天皇陛下がまとうオーラと変わりない。会ったことないけど。 「ならば、率直に聞こう。いつからだ」