名残惜しくなるふかふかソファーから腰を上げて、先生に先導された。 少し段差がある階段をあがってすぐの部屋に通される。 第一印象は子供部屋。 棚にミニチュアの人形がたくさんおいてあった。ラブリー風味からリアル風味まで様々。 積木なんかもおいてあって、なんだか歳が退行しそうになる。 こんなものを癒されるわーと思う幼心が僕にもあったらしい。 「まあ、座れ」 ああ、この人形たちは、箱庭専用にあるのかと、部屋奥のテーブルにあった、四角の箱で知ったあたりでソファーに座る。