足音が近づく。 かちゃりと扉が開けられた先には。 「おお、来たか」 白髪の美女が立っていた。 あー、この人に会うたびに『美』がでてくるよな。 今日は魔法使いスタイルではなく、一般的な年相応の格好をしていた。アジアン系チュニックに、膝丈の白ズボン。ふむ、黒タイツでなくとも、なかなかにそそるおみ足だ。 「来ましたー、帰っていいですか?」 「来た早々に帰ることはなかろう。あがれ」 僕の抵抗虚しく、家の中に入る。