一瞬、車庫の文字にハテナを浮かべたが、それ以上は聞けないチキンであるために、僕は礼を言って、車を進めた。 右に曲がる。 病院なんかなかった。 「まさかの詐欺師か……」 声かけたこちらを騙すとはなかなかの手練れと思っていれば。 「お……」 緑の園と書かれたプレートを発見した。 それなりに大きな家に似合い、車が三台ほど入る車庫つきだった。白い車が一台止まっている。 「ここ?自宅に招いたのか、あの人」