(二)
さて、そろそろ、僕の語彙力が乏しく、簡単に表せることを回りくどく話して、頭良さそうにしているのがバレた頃合いだろうか。
あの先生曰く、僕は異常らしいが。不可思議な術を使う人には言われたくないものだ。犬が一歳児にバーカと喋る並みに、異常という分類がワケわからなくなってきた。
言おう。
行きたくねー。
血で汚れた名刺を所持したくないために、燃やしたから(シンク内で本当に)、あらかじめケータイのメモ帳機能に書いておいた。
ついで、隣市内というのが分かったが、知らぬ存ぜぬ地域だったので、サイトで地図を検索し、頭にインプットした。


