「ストーカーってこと?えっ、そーちゃん大丈夫なの!」 「今のところ実害はない」 毎晩のオカズにされてそうで嫌だが、人の思考を他人がいじれないために歯止めする気もなれない。ぐちゃぐちゃにかき回したい脳内だが。 「先生とか警察にさ……」 こしょこしょと、ああ、決してくすぐっているわけではない、小声でこそこそ話すことをやると雫にはその擬音がお似合いだった。 こしょこしょ雫は、僕の身を案じてくれているらしい。 「別に心配ないさ。僕の思い込みだったら、相手に悪いしね」