「撮ろうよー。そーちゃんかわいいんだからさ」 「だから、かわいい言うな。僕はかっこよさを求める」 「童顔で小柄でか弱そうなんだからさ、いっぱい写真に残そうよ」 「人が気にしていることをぐさぐさ言って楽しいのか。……ちくしょう、あと二十センチは伸びてやる」 「モデルさんスタイルになりたいの」 「雫はマスコットキャラだな」 僕が明太子スパを完食する辺りに、雫があんぱんを食べ始める。 お茶を飲みながら、ふと横を見れば、脂肪の塊と目が合った。