今日も今日とて僕は僕をコロシます



最初から気づくべきだった。


ああ、いや、違和感を認めるべきだったか。


見せたいものがあると警察署へ出向かせる。もしも勘づかれても逃げないように、僕の動向を見張らせた警察に迎えに行かせる。


そうして、取り調べがこの刑事。


冒頭に言ったではないか、『大きな事件に呼ばれたり』と。彼がまた僕と会ったのは当たり前だった。


連続殺人犯となれば重罪であり、メディアが全国ネットにばらまくほどの“ショー”だ。この刑事さんはそのショーを終わらせるために来たに違いなく、そうしてやっと出た手がかりをもとに、僕に目をつけた。


なんて、滑稽な。
今までの会話は茶番でしかなく、本当の理由は僕の指紋を取り、犯人と黒星をつけるがため。