「あいつの部屋から見つかったとなれば、あいつがその連続殺人犯だったんですかね」
白々しいとした感じで、刑事さんが眉ねを寄せるも、すぐに離す。
「その点が有力ともありますが、先ほども言った通りに、これが入っていたゴミ袋の中身は竹山と無縁のものがあった。
第一、サイズがね、合わないんですよ。Sサイズだなんて竹山の体系からして着れるわけがありませんし」
「さあ。もしかしたら、見つかることへのカモフラージュとして、そんなことをしたのかもしれませんよ」
「というと?」
「わざわざ、捕まった時への保険として、そんなゴミ袋――“自分以外の誰か”に罪がなすりつくように用意をし、更に入念にサイズ違いの服を用意した。
犯行時に着られないでしょうが、用意をし、わざわざ被害者の血液をつけて、そのゴミ袋に入れたのかもしれない」


