今日も今日とて僕は僕をコロシます



皆平等に。
加害者を罰する法だが、世の中には冤罪だなんてのがある。

頭ごなしに決めつけず、段取りを持って、犯人と確信した上で逮捕できるようになっているのだ。


人権の尊重に乗っ取ったガイドブックに、弱き強きはなく、ただ“守られた裁き”を与えるものだ。


「どうか勘違いしないでいただきたい。無能な警察の前に、真に悪いのは犯罪者であると」


「でしょうね。すみませんでした」


「いやいや。――さて、では本題と行きますか」


今までのは本題じゃなかったのか、とも聞けず、成り行きを見守っていれば、刑事さんが鏡に向かって「持ってこい」と言った。


やはり隣部屋から誰かが覗いていたのだろうか。すぐに新たな人物が現れ、刑事さんに何かを渡すなりに去っていった。