今日も今日とて僕は僕をコロシます



言葉がなくなるほどに察してしまった。


粘着する奴の近くに引っ越して来ただなんて、正に“僕目当て”ではないだろうか。


いつからか大学で僕に粘着し始め、ストーカーたる異常脳内はきっと『もっとそばに』と思ったに違いない。


二ヶ月前に引っ越してきた。ならばそれ以前から、僕が気づかないだけであの豚はずっと僕に目をつけていたというわけか。


「因みに聞きますが……引っ越してから、たまたま出会った僕に粘着を始めたという線はありますか」


「いえ、前々からみたいです。壁やらアルバムやらに貼り付けられた“あなたの写真”を見る限り――ご丁寧に日付つきの写真では、一番古いのは引っ越す前のものからでしてな。その日付は――」


「いいです、言わなくて」