だから今日は最後の一休みだ。


ヒッキーという堕落生活を噛み締めながら、僕は布団をかぶる。


昼間が痛い。
カーテンの隙間から漏れる光が痛かった。


ああ、完全に。


「まいってるなぁ……」


前からそうだが、豚の件でとどめを刺されたような。


現実を伝えて、日は巡るという太陽が憎たらしくなっていたのだ。


生きている苦悶。
自ら背負った罪でうなされた。起きていても、うなされた。


あの豚に雫が殺されそうになったときの気持ちと言ったら、焦燥も憤怒も越え、ただ“真っ黒”になった。


真っ白じゃない、真っ黒。


何も考えられなくなって、正に“思考だけが死んだ気持ち”を味わった。


その過程に、苦痛や悲痛があったが、全てをすぎ、最終地点が黒になった。