今日も今日とて僕は僕をコロシます



「僕に至っても、正当防衛を主張しようが殺してしまっては過剰防衛になりかねない。ほら、両者共々に警察に行くのは危ういことしかない」


「わ、わかっ、行かない、行かないっ」


「だったら、この死体は“邪魔”でしかない。見つかれば一大事だ。もう、分かりますね」


頷きたいが頷けないBは、ひきつった悲鳴をあげる。


「この近くに、死体を沈められるような池はありますか」


埋めてもいいが時間がかかるので、まずに沈めるを出した。


「ちょ、ちょっと先に貯水池が……」