「貯金もなくて、国になんとかしてもらおうと思ったんだが……障害者じゃなければ、生活保護を受けるのが難しいらしく、弾かれたんだ」
寄生虫の末路か。宿主がいなく途方にくれて、死ぬっきゃねえと今に至るらしい。
不憫でありながら、笑える。
五体満足、健康良好な奴が、今の今まで働かずにニートをやって、いざ働くとなるとだだをこねた。
働こう、ではなく、生活保護をと求めるあたり、人様にすがって生きていくことしかできないらしい。
まあ、どれも弾かれて、生きる価値なしらしいが。
「念のために聞きますが、本当に、今日、今、この場所で、死にますか?」
「あ、ああ。もう俺は生きる気はない。終わったんだよ、俺の人生は」


