光に気づいて、相手が反応してくれれば幸いだ。
汗を拭う。返り血を考慮して着替えが入ったボストンバックと長袖長ズボンジャージでいるからだろう。
因みに小狐丸は、ズボンのポッケだ。底が深いらしく、狐ならぬカンガルーテイストでポッケに収まってもらっている。
ちょっこり、顔を出しているが、まさかドスを持っているとは思うまい。ヤクザではあるまいし。
ムカつくが、雫曰くか弱そうな僕が、凶器を持っているとは一般人は思わないだろう。
道行く人を見て、凶器持っていると恐々するほど人間は繊細ではない。そんなはりつめた生活をするのは某24時間主人公だけで十分だ。


