その点で言えば、この書き込みをしている奴は、“救われる前提”なのかもしれない。
『自殺します。一緒に死んでくれる人は午前零時までに来てください。詳しい住所は――』
そうやって、有声町山林の住所を書くおバカさんであり、僕の獲物。
僕が自殺サイトを開くのは、こういった書き込みを見つけるためだった。
今までだってそんなおバカさんたちを刺殺してきた。罪悪感なんか湧かない、だって自殺も他殺も所詮は同じだろ。
どっちにしろ、そいつは死ぬのだから、本人だろうと僕だろうと手を下せば結果は同じだ。
もちろん、嘘書き込み、いわゆる、釣りなんてことが大体だが、当たりがあるのも事実。宝くじだ、買わなきゃ当たらないので僕は買いに遠出する。


