先生は強者であり、生物全般が好きと僕は見ていた。嫌いなら、魔法で全人類滅亡計画の最終兵器として起動するだろうし。
強いから弱いものに、“弱い”んだ。
つい助けたくなってしまう。先生の目から見たら、生物全般が愛らしい子猫になるのかもしれない。猫アレルギーなら子犬にしといても。
そんな先生だ。僕に惨殺しまくれとは言わないに決まっている。
だったら、何が目的と言うのか。
人間的に言えば、殺人を犯す僕に悔いろとなるが、あいにくと僕は切った奴らの顔すら覚えてない。
悔いる対象があやふやならば、償おうにも空に元気でやれよと、無責任なセリフが出てくるだけだ。
第一、僕は、今日も人を殺しますからねぇ。


