「ねえ、結菜。私、これからどうしよう…」 「杏…」 私はあれから、毎日を抜け殻みたいに過ごしてる。 そんな私とは対照的に、時々見かけるシュウちゃんは、楽しそうだった。 純也くんや、クラスの女の子たちと、帰ってる姿も見かけたし…。 「シュウちゃんと別れた事、すっかり噂になってるね」 「杏、あんまり気にしちゃダメよ?」